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アラフィフで家を建てた現実|47歳・住宅ローンと4年後の暮らし

ぱぴさん

私たち家族は、
最初から「家を建てよう」と思っていたわけではありません。
今の家に引っ越す前は結婚してから賃貸暮らしでした。

今から約4年前、
コロナの影響でリモートワーク中心の働き方になり、
通勤時間がなくなったことで、
少しだけ時間に余裕が生まれました。

運動不足解消のために始めた、近所の散歩。
その途中で、何気なく立ち寄った新築のオープンハウスが、
昔から思い描いていた理想のインテリアで、
ずっと頭の片隅にあった、自分たちの住まいについて考えるきっかけになりました。

ぱぴさん
ぱぴさん

こんな暮らしが出来たらいいなぁ‥。

ただ、その時点で私たちは40代後半。(夫は1歳上)
住宅ローンへの不安もあり、
子どもはまだ小学生だったため、
環境を大きく変えることにも迷いがありました。

そんなタイミングで、
夫の母が腰痛をきっかけに車椅子での生活となり、
誰かのサポートが必要な状況になったのです。

40代の私たちにとって、年齢のこと、金銭的なこと。
これから先、子どもの学費や親の介護、
そして自分たちの老後資金も考えなければいけない。

そう思うと、中古物件がいいのか、
建売住宅がいいのか、
いろいろ見て回りましたが、
「ここだ」と思えるしっくりくる家や
バリアフリーの理想の家にはなかなか出会えませんでした。

そして悩んだ末、
その時、近所に一人暮らしをしていた夫の母には一時的に施設に入ってもらい、
その間に、実家を二世帯住宅として建て替える、
注文住宅を建てる
という大きな選択をすることになりました。

住宅ローンと家づくり、誰に相談したらいいの?

まずは住宅情報雑誌と住宅展示場へ

家づくりを考え始めた当初、
住まいのイメージは何となくあるものの、
「具体的にどこに行けば、どんな情報が得られるのか」
が分かりませんでした。

そこでまず、住宅情報雑誌を買い、
その流れで近場の住宅展示場へ足を運びました。

「現実味がない」と感じた大手ハウスメーカー

大手ハウスメーカーのモデルハウスは、どれも広くて豪華。

ぱぴさん
ぱぴさん

すごく素敵だけど…
なんだか現実感がないね

うん。
この広さと金額はちょっと違う気がする…

お父さん
お父さん

私たちの暮らしや予算を考えると、
どうしても現実味が湧かず、
「このまま進めていいのかな?」
という気持ちが残りました。

耐震を重視して進めた家づくり

夫が新潟で大きな地震や東関東大震災を経験していたこともあり、
最初は耐震性を重視した家づくりを検討しました。

それに特化したハウスメーカーで実際に契約直前まで話が進んだものの、
自分たちの予算内で建てられた家を見学したとき、
なぜかあまりワクワクしなかったのを覚えています。

もう少し理想の住まいに近づけたいとさらにオプションを追加していくと、
予算はどんどんオーバーしていきました。

工務店探しで相談したスーモカウンター

迷いが出始めた頃、
工務店という選択肢も知りたくなり、
スーモカウンターに相談しました。

スーモカウンターでは、オンライン相談と直接カウンターで相談できる方法があり、

私たちは近くのスーモカウンターを予約してカウンセリング。

その後3社くらい予算や条件にあった工務店を紹介してもらいました。

実際に会って土地を見てもらい、相見積もりをもらい、そこで出会ったのが、
今の家を建ててくれた工務店です。

私たちの土地は急な坂道の中腹にあり、
・駐車スペース1台分
・車椅子の母のための玄関までのスロープ動線

そして耐震も重視したい。
という条件がありました。

そのすべてを踏まえた提案をしてくれたのが、
今の家を建ててくれた工務店でした。

住宅ローンはいくらが正解?

家づくりと同時に悩んだのが、
住宅ローンの金額です。住宅ローンの金額については、
夫婦で何度も話し合いました。

ぱぴさん
ぱぴさん

思ってたより借りられるってFPに言われたけど…
本当にこの金額で大丈夫かな?

無理はしたくないよね。
月々の支払いはできるだけ抑えたいな

お父さん
お父さん

インテリアや機能を重視したい私と、現実主義の夫で色々揉めたこともありましたが、

親の介護や老後の不安もあるため、
最終的に「できるだけ抑えよう」と夫婦で話し合いました。何より夫婦共に会社の退職金の額が小さいので、退職金で一括返済は難しい現実がありました。

住宅ローンを考える中で、団信と向き合った話

40代後半になって初めて、団信を現実として考えた

団体信用生命保険(団信)という言葉自体は、

夫の父が他界した際、
住宅ローンが団信によって完済されたことを知り、
「こういう仕組みなんだ」と
初めて実感
したのを覚えています。

そのときは、
まだどこか他人事のように感じていましたが、
自分たちが住宅ローンを組む立場になって初めて、
団信が持つ意味の大きさを
現実として考えるようになりました。

40代後半になり、健康状態と団信の審査に向き合うことになる

住宅ローンの話が具体的になるにつれて、
団信についても
という不安が出てきました。

ぱぴさん
ぱぴさん

本当に自分たちも入れるのかな….

若い頃とは違い、
40代後半になると
健康状態やこれまでの通院歴も、
無視できない要素になります。

手術歴があり、ネット銀行は難しかった

私たちは夫が住宅ローンを組むことになりましたが、

夫には不整脈の手術歴がありました。

金利の低さに惹かれて
ネット銀行も検討しましたが、
団信の審査が厳しく、
結果的に利用が難しいという判断
になりました。

「誰でも同じ条件で借りられるわけではない」
という現実を、
このとき初めて強く感じたように思います。

金利よりも「通ること」を優先して地銀を選んだ理由

金利だけを見れば、
ネット銀行のほうが魅力的でした。

それでも私たちが選んだのは、
地元の銀行でした。

健康状態や背景を含めて話を聞いてもらい、
「この条件なら進められます」と
現実的な提案をしてもらえたことが地銀を選んだ理由になります。

団信や住宅ローンについて考えていた頃、
私たちは
「もしものとき」に備えることばかりに
意識が向いていました。

でも、実際の暮らしの中で起きた変化は、
想像していた「もしも」とは
少し違う形でやってきました。

家を建ててから4年。
私たちの家族構成は、
当初思い描いていたものとは
大きく変わることになります。

二世帯住宅として建てた家と、4年後の暮らし

二世帯住宅として考えた、当時の暮らし

この家を建てると決めたとき、
私たちは二世帯住宅として暮らすことを
ごく自然な前提として考えていました。

車椅子で生活していた義母のために、
1階は段差をできるだけなくし、バリアフリーにして、
玄関までの動線や水まわりをも考慮して、
部屋の中にトイレやミニキッチンも付け
お風呂や玄関ドアも全て引き戸にしました。

「ここで一緒に暮らしていく」

その覚悟を決めて、
間取りや設備をひとつひとつ選んでいきましたし、
将来に向けた自分たちに向けての準備のひとつだと思っていました。

4年後、家族構成が変わった現実

家を建ててから4年目、
義母の腰痛はさらに悪化し、
自宅での生活が難しい状況になりました。

本人の希望でもあり、
最終的に施設に入るという選択をしました。

こうして、
二世帯住宅として使うはずだった1階は、
4年で空き部屋
になりました。

予定していた暮らしとは違う形になり、
戸惑いがなかったと言えば嘘になります。

でもそれは、
想定よりも早く訪れたことであって、
想定外の変化ではなかったと思っています。

まとめ

家を建てたことが、
最初に思い描いていた通りの結果になったかといえば、
正直そうではありません。

家族構成は変わり、
二世帯住宅として使うはずだった1階は
今は空き部屋になっています。

それでも、
私たちはこの家を建てたことを
後悔しているわけではありません。

あのときの私たちは、
年齢や健康、家族の状況を考え、
その時点で出せる
いちばん現実的な最適な答えを選んだと思っています。

暮らしは、思っていた通りには進まないことの方が多いけれど、
家もまた、その時々の暮らしに合わせて
役割を変えていけるものだと思っています。

今は、空き部屋になっている1階を、
違う形で人に使ってもらえるスペースとして
活用できないか、少しずつ考えています。

これは、私たち家族のひとつの選択と、その後の記録です。

同じように悩みながら進んでいる誰かの
参考になればうれしいです。

ABOUT ME
ぱぴさん
ぱぴさん
ブロガー・空間デザイナー
50代会社員のぱぴさんです。
化粧品のディスプレイや店舗装飾など、 ものづくりに関わる仕事を約30年続けています。
子育てが少し落ち着いた今、 健康で心地よく暮らすことを大切にしながら、
食事・暮らし・働き方を見つめ直し、 自分らしい再スタートを楽しんでいます。
このブログでは、 50代からの食事管理や暮らしの整え方、 無理なく続けられる習慣について発信しています。
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