50代女性が会社を辞めてフリーランスへ|手取りはどう変わる?税金・社会保険のリアル比較
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50代で会社を退職して、フリーランスになろうと決意。
一番心配だったのはこれからのお金のこと。
お金のことを調べていくと

あれ、思ってたより手元に残らないかも‥?
フリーランスになったら、今より自由に働ける。でも手取りはどうなる?税金は?社会保険は?会社員を辞める前に、そのリアルを調べてみました。
この記事では、会社員とフリーランスの「お金まわり」を収入・税金・社会保険の3つの視点でリアルに比較してみます。フリーランスを考えている方に、少しでも参考になればうれしいです。
- 会社員を辞めてフリーランスを考えているけど、お金のことが不安な方
- フリーランスになったら手取りがどう変わるか知りたい方
- 税金や社会保険、自分でどう備えればいいか迷っている方
- 会社員とフリーランスの収入・手取りの違い
- 税金・確定申告で損しないための基本
- 社会保険(健康保険・年金)をどう切り替えるか
- 会社員時代の「隠れ給付」がなくなるとどうなるか
① 会社員とフリーランス、手取りが変わる理由

会社員の場合
額面給与から引かれているのは、こんなものです。
- 所得税・住民税
- 健康保険料(会社と折半)
- 厚生年金保険料(会社と折半)
- 雇用保険料
ポイントは、健康保険と厚生年金を会社が半分負担してくれていること。月の保険料が4万円なら、自分の負担は2万円で済んでいます。
フリーランスの場合
売上 = 収入ではありません。売上から引かれるのは:
- 経費
- 所得税・住民税
- 国民健康保険料(全額自己負担)
- 国民年金保険料(全額自己負担)
社会保険料を全額自分で払うのが、会社員との一番大きな違いです。
| 会社員 | フリーランス | |
|---|---|---|
| 健康保険料 | 約半額を会社が負担 | 全額自己負担 |
| 年金保険料 | 約半額を会社が負担 | 全額自己負担 |
| 雇用保険 | あり | なし |
| 労災保険 | あり | 基本なし |
👉 ポイント:フリーランスは「売上から逆算」して、手取りを考える必要があります。
あわせて読みたい
noteでも「フリーランスを考えてまず向き合った『お金』の話」を書いています。
→ https://note.com/papi_san/n/n52c774ab975f
② 会社員とフリーランス、税金はどう変わる?

会社員は年末調整で完結
会社員のときは、年末に保険料控除申告書を出せば、あとは会社がやってくれていました。正直、税金の仕組みをほとんど意識したことがなかったです。
フリーランスは確定申告が必須
フリーランスになると、毎年2〜3月に確定申告をします。最初は「難しそう……」と思っていたのですが、青色申告にすると最大65万円の特別控除が受けられます。65万円分の所得に税金がかからなくなる、ということ。これは大きい。
経費も「武器」になる

本やカフェのお金も経費になる?
仕事に関わる出費を経費として計上できます。
- 仕事用のPC・ソフト
- 打ち合わせの交通費・カフェ代
- 書籍・セミナー代
- 自宅の家賃・光熱費の一部(在宅ワークの場合)
会社員時代は自腹だったものも、経費にできる。これも大きな変化です。
👉 私が使っている確定申告ソフト
はじめての確定申告、何を使えばいいか迷いますよね。私はマネーフォワード クラウド確定申告を使っています。銀行口座やカードと連携して自動で仕訳してくれるので、日々の帳簿管理がかなり楽になりました。青色申告の書類も自動作成できます。
無料の確定申告自動化ソフト マネーフォワード クラウド確定申告
※会計ソフトの詳しい比較は別記事で紹介予定です。
③ 会社員とフリーランス、社会保険はどう変わる?
健康保険はどうなる?
会社員を辞めると、会社の健康保険から脱退します。選択肢は3つ。
| 選択肢 | 内容 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 国民健康保険 | 前年の所得をもとに計算 | 退職後に収入が下がる場合 |
| 任意継続 | 退職前の保険を2年間継続 | 収入が維持・上がる場合 |
| 家族の扶養に入る | 配偶者などの扶養 | 条件を満たす場合 |
※退職直後で前年収入が高い場合は、国保の方が高くなることもあります。ただし、翌年度以降は国保が逆転しやすいです。
どれが得かは収入によって変わります。こちらの記事でも書いています。

年金はどうなる?
| 会社員 | フリーランス | |
|---|---|---|
| 加入する年金 | 厚生年金 | 国民年金 |
| 保険料負担 | 会社と折半 | 全額自己負担(月約1.7万円) |
| 将来の受給額 | 報酬比例で上乗せあり | 基礎年金のみ |
厚生年金は報酬に比例して受給額が増えるので、フリーランスになるとこの差をどう埋めるかが課題になります。
iDeCoで「自分年金」を作る
私が検討したのはiDeCo(個人型確定拠出年金)です。毎月一定額を積み立てて老後に受け取る仕組みで、フリーランスは月最大6.8万円まで拠出可能。掛け金が全額所得控除になるので、税金を減らしながら老後の準備ができます。
私はすでに新NISAを楽天証券で始めているので、iDeCoも楽天証券で始めようと思っています。楽天経済圏を使っている方には使いやすいと思います。SBI証券も手数料の安さと商品ラインナップで人気が高く、どちらも有力な選択肢です。
労災・雇用保険がなくなる現実

フリーランスでも失業保険もらえる?
- 雇用保険(失業手当)→ フリーランスはもらえない
- 労災保険→ 基本的に対象外
仕事中にケガをしても自己負担、仕事がなくなっても失業手当はない。この部分はしっかり理解した上で備えておく必要があります。
私の場合は休職後に退職したので、失業保険について詳しく調べました。社労士に相談してわかったこともあったので、noteにまとめています。
あわせて読みたい
失業保険については、noteで社労士に相談した話を書いています。
→ https://note.com/papi_san/n/nb6ec91c16e77
④ 会社員時代の「隠れ給付」がなくなるとどうなる?
会社員のとき、当たり前すぎて気づかなかったもの。
| 会社員 | フリーランス | |
|---|---|---|
| 通勤交通費 | 全額会社負担 | ✕(通勤自体がない) |
| 仕事用PC・ソフト | 会社支給 | ○ 経費にできる |
| 研修・資格取得費用 | 会社負担 | ○ 経費にできる |
| オフィスの光熱費・備品 | 会社負担 | △ 在宅なら一部経費 |
| 健康診断 | 無料 | ✕ 自己負担(経費不可) |
👉 健康診断は「業務に必要な経費」とみなされないため、フリーランスは全額自己負担になります。
フリーランスになると、これが全部自腹になります(経費にはできますが先払いです)。年間で計算すると、意外と大きな金額になることも。会社員時代の「見えない給与」は、思っているより多かったんだと実感しました。
まとめ|損か得かより「何をコントロールしたいか」
会社員とフリーランスを比較すると、フリーランスのほうが「守られていない」部分が多いのは事実です。
でも裏を返せば、税金も・年金も・働き方も、自分でコントロールできるということ。青色申告の65万円控除、iDeCoの所得控除、経費の活用——うまく組み合わせれば、会社員時代より賢いお金の使い方ができる可能性もあります。
「損か得か」より、「どう生きたいか」で選ぶ。それが50代のフリーランス選択じゃないかな、と私は思っています。
私の場合も、「会社に縛られない仕事」をするために、フリーランスを選びました。
お金の面での大変さはあるけど、それ以上に家族との時間、自分の時間を作ることができるので、会社員にはない価値があると感じています。
自分の場合の数字が気になる方は、FPへの無料相談を活用してみるのも選択肢のひとつです。
📚 参考になった本
お金の全体像を掴むなら、この2冊が読みやすかったです。
【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学
貯める・稼ぐ・増やす・守るの4つの力で整理されていて、社会保険や税金の部分も読みやすいです。家計の見直しを考え始めたときに最初に読んだ一冊。
お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが、税金で損しない方法を教えてください!
フリーランスの税金・確定申告に特化した本です。マンガ形式でサクッと読めます。こちらはこちらの記事でも紹介しています。経費や確定申告がとても参考になりました。
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